独りの朝。

2004年9月17日 日常
階下で母親がキッチンに立つ音が聞こえた気がして目を覚ました。
アラーム前の7:00a.m.
いつもの部屋で天井を見つめる私が居る。

そんな朝、無言のSOSを知ってか知らずか青森の友達からのメール。
支えてくれる人がまだ居ることを知って、少し嬉しい偶然。

ふるさと。

2004年9月16日 日常
大宮駅で友を見送り、新幹線に一人残される。
この3日間、一人で居ることがなかったということは常に誰かが傍に居てくれたということ。
私の日常生活から今となってはかけ離れてしまった、そんな事さえもたったの3日で身に沁みてしまう。

堪えきれず涙がこぼれた。
明日から3日間、青森に帰郷。ちょっと遅い夏休み。
親友とチビを連れて、朝イチの飛行機に乗り込みます。

地元の友達が二人とも結婚したので、お祝いを探しに自由が丘へ。
アフターヌーンで一目惚れしたのは、超sweetなストロベリーピンクのフォトアルバム。
二人のキャラを考え、敢えてこの色を選ぶ。
きっと本人たちは選ばないだろうなぁ。。。
まぁ、オメデタイことだし一生に一度、持ち物の中のひとつくらいは、こんなhappyな色でもいいんでない?
包んでもらっている間に、愛してやまないDo!familyをのぞく。
青緑色のカットソーを思わずゲット。水玉模様がラヴリー。

さっそく荷造りの旅行かばんに詰め込む。
充電器やらカメラやらに交えて、線香花火を一束。
青森の星空の下、どんなに素晴らしく輝くのか見せてやるんだ。

さて、いつからか水玉模様でいっぱいのタンスの引き出し。
私の深層心理は?

苦手。。。

2004年9月12日 趣味
真夜中までかかってインターネット復旧作業。
ADSL接続までは、うまくいったものの無線LANが機能せず。。。
サービスセンターにTELするも、ダメでした。
トホホ。
結局有線。

取説をちゃんと読まないのと、きっとビールのせいでしょうね。
機械なんて大嫌いだぁ〜!!

明日またリベンジ。
うまくいきますように。

記憶。

2004年9月9日 日常
全て失った後で何もかもを愛しく思うなんて、全く。

愚かだ。

ドラッグストアの前で玩具付きのペットボトルを手にする。
一瞬とまどい、元に戻した。

深夜。

2004年9月7日 日常
早足で過ぎる夜空の雲を見上げる。
深夜、部屋を抜け出して小散歩。
風の中、自由に腕を伸ばした。

自販機までの往復、5分。
自分自身からのエスケープ。

秤。

2004年9月6日 日常
人は、皆違う人間だと教えてくれたのは高校の友人たち。
仲良くしていた4人全員が、この中で自分が一番フツウだと思っていた。
気だるい休み時間。

楽しさ、悲しみ、嬉しさ、辛さ等、人の感情は秤では計れない。
そんな他人との温度差に跳ね返されながら、
いや、跳ね返しながら、私は独りになっていく。

家路。

2004年9月4日 日常
誰も居ない真夜中。
家までのカーブひとつひとつを大切な儀式のように丁寧にクリアしていく。

ひととき。

2004年9月2日 日常
床に寝転びながらマドンナを聴く。
無音のテレビ。
玉葱のサラダと少しの生ハム。
ホワイトピーチスパークリング。

きっと幸せなんだと思う。

狭間。

2004年8月31日 日常
一週間の終わりに日本酒を煽っています。
アルコールが入れば入るほど、現実の世界は遠くにあって、冷静に考えられることも多々あり。。。

写真。

2004年8月30日 日常
写真の詰まった引き出しを開けた。
たくさんの思い出、私の軌跡。
アルバムの最後のページに不意をつかれる。
でも、悲しくない。
悲しくなんかないよー。

遠き友へ。

2004年8月27日 日常
あなたに伝えたい言葉が溢れる。
時間も距離も飛び越えて、この思いが伝わればいい。
全ての気持ち、全ての出会い、全ての経験、全ての涙、優しさは決して無駄の無い、あなたの細胞のひとつとなって次の一歩となる。
絶望なんかしないで。
救われる未来は、きっとあるから。

病院。

2004年8月25日 日常
延ばし延ばしにしていた病院に行った。

初めて訪れる場所、初めて会う人。
おじいちゃん先生は何だか頼りないけど、優しい言葉が溢れて安心する。
だから、私は平気だと思う。
心配なんて一瞬でどこかにいってしまう。
今、この時が幸せなら後の未来など大したこと無いって。
怖がること無かったんだ。
私は平気だ。

祝福。

2004年8月23日 日常
おめでとう。
その一言に尽きる。
他の言葉なんて要らないよね。
おめでとう。
あなたの笑顔が浮かぶ。
信じるものは救われるのだ。
おめでとう。
幸せな未来と、新しい命に。
遠い遠いこの場所から、お祝いを申し上げます。

晩餐。

2004年8月18日 日常
待ち合わせをする時間はとても幸せで。
無計画に10分遅刻する私を待っていてくれる人が居ること、
そして、その人の時間と姿を思うだけで何だか守られているような気がして安心する。

地下鉄を乗り継いで乗り継いで東京駅まで。
赤レンガに見送られながら、家路を急ぐ人達を掻き分け行く。

着いた席は少しづつ暮れゆく東京を見下ろす特等席。
ゆったりと時を忘れる。
空白を埋める笑い声は、とどまるところを知らず満ちていく。

食後の気だるいアルコールを流し込んで夜の銀座に飛び出す。
無人の街、千鳥足。
誰も知らない夜、誰も知らない時間。

たまにはそんな過ごし方もいい。

birth・day。

2004年8月15日 日常
18歳で時を止めた。
今日は従妹の誕生日。あなたは私に接し得る全てだった。

従妹であり、年子の妹だった。時に姉のように優しく見守ってくれた。親友で何にも隠せなかった。いつも背中を押してくれた。支えた時も支えてくれた時もあった。一緒に笑った、果ても知らず。幾つもの叶えられぬままの約束。

星となり花となり雲となり風となり感じている。
いつでも傍に居てくれると確信する。

戦争が終わったこの日、生を受けたこの日、あなたの誕生日。
知ってか知らずか雨が降る。
天下一品の笑顔と私を呼ぶ声があの日と変わらぬまま。もしかしたら、それから私は一歩も前に進めていないのかもしれない。

maison de famille

2004年8月14日 日常
お盆という時の物悲しさ。
全員集合する安心感。
そんなカレンダーから遠ざかって、もう久しい。
実家を後にした姉弟が残したものは、日の日に年老いていく両親とsweet my home。

まだ学生の弟は無事帰郷。恋人を初同伴。
電話越しに聞こえる笑い声に嫉妬したりして。

もう、家族4人水入らずで過ごすことは無いのかもと思った瞬間、途方にくれた。
小さくてかわいくてフワフワの弟は、いつの間にか人を愛する術を知っている。あたしの知らない時間。離れることを決めたのは、あたし自身のはずなのに、胸を締め付けられる。
ひとつひとつ微塵の思い出がこみ上げてきて、泣きそうになる。
4年前のあの日、弟もそんな風に思っていたのかもと思い辛くなった。

意識の外で、今も流れていく時間。
願わくば、あの頃に時間を戻して。
あの頃のまま時間を止めて。

満ち足りた朝。

2004年8月14日 日常
愉しい時間を過ごした。
夢の中で。

ただあなたの体温を信じたくて一生懸命生きていた。

でも、あなたが誰だったのか、
今となっては名前すら、顔も覚えていない。

例えば夢の中ででも幸せになれるのならば、
また あなたに会いたい。
いくつもの時間、思い出深いときを過ごしてきた。
気の合う人達と共に居る時間は、何とも変えがたい貴重なもの。
たくさんの出来事と、たくさんの気持ちと。

そのそれぞれに大切な人が居て、そして今の私を作っている。

大好きな友達からの電話やメール、手紙は生きていく糧となる。
ちょっと照れくさい時間。
自分自身の存在を再確認している。

繋いだ手は離さないで。もう、迷いたくない。
あなたがただ存在することで、安心している。
少しでも近いところに居て。

そんな我が儘を、飲み込んでしまう刹那。

夏の終わり。

2004年8月10日 日常
逗子の海に浮かぶ花火。
そっと眺める。

「夏ももう終わりだね。」
なんて言わないで。。。

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