あの日、彼の部屋で独り、夜を過ごしていた。
うとうとしては目を覚ますの繰り返しで朝を迎えた。

私は泣いただろうか?

あの時点で、もう涙は枯れていたかも知れない。

ワンボックスに荷物を押し込んで出発した。
昼過ぎ、快晴。
サイドミラーの中でだんだん小さくなる姿。
アクセルを離せば止められたのだろうけど、そうしてはいけなかった。
彼は、あの場所で何を思い、見送ったのだろう。

ぼんやりとかすんでは、時折、鮮明になる記憶。
この3年という時間は何なのだろう。

今日からでいい。
新しい私を始めよう。
3年前と比べたら、少しは強くなれている。

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